カラダの健康状態を知る!うんちの色・量・においのチェック方法

子育て中のママたちは、いつも子どもや家のことで忙しく、お子さまの健康管理も大変ですよね。でも毎日簡単に健康状態をチェックできるんです!それはうんちの色・量・においをチェックすることです!今回はうんちをチェックする方法についてご紹介します。お子さまのカラダの健康状態を知り、安心して毎日を過ごしていきましょう!

うんちの色で健康状態を知る

ご飯の支度、洗濯、掃除など家事が多すぎる上に、子どもの保育園、幼稚園の準備などなど…やることが多いですよね。子どもの健康状態も毎日気にしなくてはいけないし、気が回らないですよね。

私たちは日常的に食事をしていますが、その過程で栄養素を吸収するだけでなく、体内の不要なものを排出する作業も行っています。

うんちを単なる「残り物」と考えてはいませんか?
うんちは腸からのお便りです。

実際には、うんちは食べ物の残りだけでなく、体内のさまざまな成分からできています。さらに、うんちの形や匂いを観察することで、腸内のバランスや健康状態がわかることから、うんちは腸からのメッセージとも言えるのです。では、具体的にうんちはどのようにできているのでしょうか。

うんちってただの残り物じゃなかった!ほぼ⚪︎⚪︎!驚き!

うんちに含まれる食べかすは6-7%程度といわれ、ほとんどは水分でできているんです。残りは剥がれた腸の粘膜や腸内細菌で、うんち1gあたりに1000億個以上の腸内細菌が含まれています。
驚きですよね!

理想のうんちとは?

理想のうんちは「黄土色のバナナうんち」です。私は子どもと一緒に毎日うんちを観察しているのですが、「今日のうんちはバナナうんちだった?硬かった?柔らかかった?何色かな?」と一緒に見ています。「今日のうんちはいいうんちだったね!」「ちょっと硬くてコロコロうんちだったね」など状態を見ています。

うんちの基準「ブリストルスケール」

うんちの硬さは「ブリストルスケール」という、うんちの状態を表す世界的な基準があります。イギリスのブリストル大学で 1997 年に開発された基準で、色や形に基づいて「うんち」の状態を分類しています。毎日のうんちは③〜⑤を目指すようにしたいですね!

うんちの匂いもチェックしてね!

うんちの匂いは、腸内細菌のバランスに大きく影響されているんです。

例えば、とっても臭くて「卵が腐ったような臭い(硫黄臭)」がする場合、腸内フローラのバランスが崩れている可能性があります。肉や卵などのたんぱく質の多いを食事をしていると、食物繊維不足が悪臭の原因になるため、臭いうんちの原因になります。

では、どのようにしたら良いうんちになるのでしょうか?

うんちを良い状態にするための良い習慣は?

硬い便を軟らかくするための習慣

①食物繊維の豊富な食事を心がける
 子どもの食事に切り干し大根やわかめ、海苔など、簡単にTRYしやすいものからはじめましょう!
➁ヨーグルトなどの発酵食品を食べる
 納豆、麹の甘酒、調味調に塩麹などもいいですよ。
➂水分をこまめにたくさん飲む
 お茶やジュースではなく、「水」を飲む習慣をつけましょう。


軟らかい便を適度な硬さにするための習慣

①規則正しい生活 
 子どもは21時台には寝かせたいですね。共働きの家庭はなかなか厳しい日もありますよね。我が家も毎日バタバタしています。一緒に頑張りましょう!
②食事は1日3回ちゃんと食べる
 おやつばかり食べてお腹いっぱいにならないようにしましょう!

まとめ

うんちについて親子で楽しく観察できると、子どもも意識できるようになって、下痢になった時などは、「何か変なもの食べたのかなー?」など一緒に食べたものを振り返ったりできます。うんちの観察を毎日続けていくと、自然と体調管理に意識を向けることができるように習慣化されるんです。

ぜひ毎日のうんちを親子で観察して、カラダの健康状態を知って日々の食事や生活習慣の改善につなげていきましょう!

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